今回は私が本気でカラダの健康について意識するようになった、妊娠時のアトピー症状に悩まされた暗黒期について書きたいと思います。
幼少期にも出ていたアトピーやアレルギーの症状。
私は咳(ぜんそく)やアレルギーの方が強く症状として出ていましたが、小学校高学年に上がる頃には一見収まったよう見えました。
海外で転職
シンガポールで海外生活を再スタート
シンガポールの外資系IT企業に転職して、当時はかなりの激務、健康をまったく考えない食生活と、生活習慣。
深夜まで働き、そのまま飲み会に出ることもしょっちゅうでした。週6で飲み会があるような状況で、仕事のストレスから食事もろくにせずビール5、6パイントを空けるなんてこともしばしばでした。。。
いま思い返すと、仕事の面でも、生活の面でも、身心にかなりのストレスをかけていたと思います。
妊娠をキッカケに、再びアトピー症状が強く現れるように
妊娠安定期に、急にアトピーが悪化しました。
実はちょうど安定期に入った時に 秋の乾燥している時期に日本に一時帰省しました。
久しぶりの実家生活で一気に気が緩み、そしてシンガポールと日本の急激な湿度の変化、もともと乾燥肌の私は秋の乾燥した気候で一気に肌の状態を悪化させてしまいました。
数週間後シンガポールに戻ってからも、半ば鬱(うつ)状態で仕事を続けながら妊婦生活を送る中で、『将来お腹の子に同じアトピーで辛い思いをさせたくない!』と強く思い始め、その想いからアロマセラピーを始めとする自然療法や、身体のメカニズムを本格的に学び始めることにしました。
そのうちに、ステロイドの持つ反作用(デメリット)や薬がカラダを冷やすということも理解するようになります。
ステロイドはお腹の子にも影響するし絶対使いたくない!体内に溜まったステロイドを出産でデトックスして私もキレイになる!
そう覚悟を決めたものの、さまざまな自然療法を試してみるものの、どれも改善はみられず、つらい日々を過ごしました。
たとえば、湿疹に良いとされるナチュラル系のローションをつかってみたり、ハーブを煎じて使ってみたり、飲んでみたり、タール(炭)の粉を全身に塗って真っ黒に、なんてこともトライ。
それでも痒さや咳は収まらず、3日全く眠れない日が続き血尿が出てしまうまでに。
自律神経の関係で、夕方の4時から明け方の4時までは特に痒みや咳の症状が出るので、枕をおこした状態で浅く眠り、つらいときは夜中に2〜3回シャワーを浴びて、朝4時を待ってやっと眠れる……そんな辛い日がかなり続いていました。
手作りのアロマ軟こうに劇的な効果が
ところがある日、カレンデュラの精油がブレンドされた軟こうを試したところ、あれほど眠れなかった痒さが劇的に落ち着いたのです!
まるでステロイドを塗ったかのように効いたので、この効果の高さには本当に驚きました。
この経験が大きなシフトになり、本格的にクリニカルアロマセラピーを学ぶことに繋がっていきます。